「MIA(エムアイエー)」は、映像制作会社「FOREST Hunting One」が製作した、『記憶』をテーマにしたセリフのないアニメーション映画作品です。

例えば昨日食べたものをど忘れしたり、かと思えば数秒で思い出したりする事ってあるけど、それって脳の中はどうなっているんだろう？ 若い人と高齢の人とでは思い出し方にも違いがあるのではないか。「MIA」＝「MEMORY INVESTIGATION AGENCY(記憶の捜査機関)」はそんな、忘れてしまった物事を思い出すまでの頭の中を舞台にした物語です。

今日では国をあげて認知症への関心や意識が高まってきており、福岡県・福岡市では認知症に優しい環境を作り上げてゆく「認知症フレンドリーシティー」を掲げ、認知症の人が自分らしく生活していける世の中を目指しています。「MIA」はそのような中で、映画祭などでの上映、認知症普及活動や施設でのレクリエーション上映としても皆様のお役に立てる作品となっております。

―監督―　森 りょういち
映像制作会社「FOREST Hunting One」代表。
代表作「Peeping Life」は幅広い世代に支持され、Googleや日本テレビほか多数とコラボレーション。NHKEテレでオリジナルTVアニメなどを展開。「MIA」がニューヨークでの上映をはじめ国内外で賞を受賞。

―「MIA」受賞歴―
【アメリカ】Southern Shorts Awards 最優秀アニメーション賞/RiverRun International Film Festival2022 ノミネート(アカデミー賞予選映画祭)/New York Cinifest2022 ノミネート/Emberlight International Film Festival2022 ノミネート/Austin Film Festival ノミネート(アカデミー賞予選映画祭)/Orlando Film Festival ノミネート【カナダ】Montreal International Animation Film Festival - ANIMAZE ノミネート【韓国】KOREA INTERNATIONAL SHORT FILM FESTIVAL 最優秀アニメーション賞【日本】なかまぁるShort Film Contest 2021 最優秀賞/日本芸術センター第13回映像グランプリ 啓発賞/滋賀国際映画祭2022 アイディア賞/難病克服支援MBT映画祭2021 佳作/おおぶ映画祭2022 上映

アニメ『MIA』が最優秀賞　なかまぁるShort Film Contest 2021 (朝日新聞社記事リンク)

「MIA」は国内で唯一の「認知症」をテーマに絞り、認知症フレンドリー社会を目指すショートフィルムコンテスト「なかまぁる Short Film Contest」内で上映され、はえある最優秀賞を受賞いたしました。
オンラインで開催された授賞式には映画コメンテーターのLiLiCoさんも参加し、本作について、「言葉はないのに、これだけ通じるのがすごい。世界中に通じる作品。老夫婦の（記憶の）倉庫の棚に物がないのが切なすぎた。涙で前が見えなかった。」と絶賛のコメントをいただきました。

「記憶障害」「認知症」といった難しいテーマに広く関心を持っていただくには、認知症当事者やご家族の方、介護・医療などに関わるお仕事に従事されている方々のみならず、さまざまな世代のさまざまな業種の方にも実際にテーマに触れていただくことが必要不可欠です。
本作品はアニメーション映画作品だからこそ、お子様からご高齢の方までさまざまな世代の方に観ていただけて、セリフが存在しないからこそ国境を飛び越えさまざまな国の方々にも同じテーマを伝えることが出来る。非常に間口を広く想定して作られたアニメーション作品となっております。
本作品を通してさまざまな立場の方に認知症に興味・関心を持ってもらえ、認知症に対するネガティブなイメージの払拭のきっかけにもなってくれれば幸いです。

イベントや講演会の中で「MIA」を上映していただけます。お気軽にお問い合わせください。

イベント、講演会、講座等での1回の上映料金（税別）
30名まで：10,000円
100名まで：25,000円
200名まで：50,000円

※200名以上の場合はご相談ください。
※森監督の登壇をご希望の方はご相談ください。

参考映像尺：12分35秒程度